■ ID | 181 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 酵素免疫学的手法による土壌試料中のダイオキシン類の測定 |
■ 著者 | 石塚昌宏
コスモ石油 細野繁雄 埼玉県環境科学国際センター 斎藤貢一 埼玉県衛生研究所 肥後麻衣 コスモ石油 山崎哲男 コスモ石油 長森正尚 埼玉県環境科学国際センター 杉崎三男 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)環境科学会 |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | 環境科学会2001年会、平成13年10月4日 |
■ 抄録・要旨 | 我々の開発した酵素免疫測定によるダイオキシン類の測定法については、既に母乳試料に適用し、その有効性を報告している。今回は環境試料への適用を視野に、ダイオキシン類異性体(29種類)及び多環芳香族炭化水素(12種類)との交差反応性を検討し、土壌試料に適用して公定法との比較を行った。
交差反応性は、2,3,7,8-TeCDD及び1,2,3,7,8-PeCDDで最も大きく、TEFと大まかに相関していた。また、1,3,6,8-及び1,3,7,9-TeCDDで2%以下、多環芳香族炭化水素では0.01%以下と低く、環境試料に比較的多く含まれるこれら化合物の影響を受け難いことが解った。土壌試料(n=10)に適用したところ、公定法測定値と相関(r=0.88)が得られた。 |
■ キーワード | 酵素免疫測定 ダイオキシン類 環境試料 交差反応性 |
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